KEIAN ポータブルモニター KIPD4K156を入手したので、使った感想などをシェア。

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KEIANについて

あまり製品にいい評判のなさそうな(中華系?)の会社?
日本で登記してるっぽいし、ウェブサイトもあるので会社自体が怪しいものではないみたい。
先に言うと4Kポータブルモニターは結構よかった。
整理してるとあまり良くなかった。

4Kポータブルモニターの他製品はAmazonで見るといくつかある。

  • 17.3インチ 4K IPS HDR機能を支持 モバイルモニター PS4/xbox360 対応 液晶パネル ゲーミングモニター スピーカ内蔵 3840x2160 モニター
    https://amzn.to/2E82T00
  • MISEDI 4K 15.6インチ モバイルモニター 38402160 UHD モバイルディスプレイ sRGB 100%色域/USB Type-C2/mini HDMI付 PSE認証済み 3年保証付
    https://amzn.to/3gpFeox

似たり寄ったりって感じだけど、ビックカメラが取り扱っているのがKEIANだけだったんで、謎にビックカメラを信頼して選択。

KEIAN 4Kポータブルモニターの特徴

価格

Amazonで¥30,000くらいから
他のポータブルモニターと比べると少し割高。価格に関しては4Kなので仕方ない部分もある。
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画面サイズ

15.6インチ
サイズ感は16インチMacBook Proと同じくらい

解像度

4K(3840x2160)
このサイズのポータブルモニターで4Kはあまりないので嬉しい。16インチMacBook ProだとフルHD以上の疑似解像度で表示できるので、フルHDのモニターだと作業スペースが小さく感じる。ただし、選択できる表示解像度がMacBook Proの疑似解像度と若干異なるので、サイズをそろえることはできない。

16インチMacBook Proの最大擬似解像度:2048x1280
16インチMacBook Proにつないだ場合のKEIANモニターの最大擬似解像度:2304x1296

iPad ProとUSB3.1ケーブルでつないでも出力されない!
これは盲点。ケーブルの相性なのか、USB接続はできない?USB Type-CからHDMIに変換すると出力できる。

タッチパネルについて

タッチすることでマウス操作が可能。タップでクリック、長押しで副ボタン操作。注意すべきは、ミラーリングではなくデュアルモニター環境で使用しているときに、カーソルがKEIANのモニターではなく、接続しているモバイルノートPCの側にある場合でもタッチ操作がきいてしまうので、誤まってタッチしてしまいそう。よく言うと、ペンタブのように別の画面で開いてるアプリを、KEIANのモニター側からのタッチで操作可能ということか。

Windowsでは動作せず?(N=1)

付属品について

  • 充電用のUSB Type-Cケーブル
  • 通信兼用のUSB Type-Cケーブル(USB 3.1 Cableと書いてある)
  • HDMI-mini HDMIケーブル
  • USB Type-C用のACアダプター(最大30W)

充電用のUSB Type-Cケーブル

データ転送ができないUSB Type-Cの形をしたケーブルで、16インチMacBook Proに繋ぐと最大60Wの電源供給が可能。(手元のHYPER JUICE 100W ACアダプターで試したので正確な規格はわかりません。)

通信兼用のUSB Type-Cケーブル

最低でも4K60HzのHDR映像を出力できるケーブル。USB 3.1 Cableと書いてある。充電用ケーブルと同じく、16インチMacBook Proに繋ぐと60Wまでの電源供給が可能。(HYPER JUICE 100W ACアダプターでは60W。)ただし、それ以上の電源供給も可能なよう。(後述)


どちらもUSB Type-Cの形の電源用と通信用のUSBケーブルがあるので注意。後述するが、ケーブルを間違えたり、指すポートを間違えたりして使用できないことがある。太いほうが通信と電源供給兼用。細いほうが電源供給のみ。何ならデータ転送用のケーブルを別途買うと間違いない。

※4Kが転送できて、充電のためにPDに対応する必要があるので、「Gen2」とか「PD100W」とか「4K60P」とか書いてある以下のようなUSB type-Cケーブルを買うと間違いないと思う。

おすすめのUSB type-Cケーブル


HDMI-mini HDMIケーブル

モニター側のHDMIポートがmini HDMIなのでHDMI-mini HDMIケーブルが付属している。Switch等を遊ぶ場合にはこのケーブルを使う。High Speed HDMI Cableなので4K30Hzまでの出力にしか対応しておらず、PC等につなぐ場合にはポインタが分身して見える。

4K60Hzで出力したい場合は以下のようなケーブル?(多分)

Amazonベーシック ミニHDMIケーブル 4.6m Redmere ハイスピード
https://amzn.to/2ZcS2ZM

HDMI2.0とかプレミアムハイスピードと書いてあったり、4K60Hzと明記してあるものが無難。

ポートやボタンについて

画面左側(上から)

  • mini HDMI
  • 映像入力用のUSB Type-C(Macbook Proへの電源供給の可能)
  • 充電用USB type-C
  • 3.5mmイヤホンジャック

画面右側(上から)

  • micro USB Type-B x2
  • 音量と明るさの調節レバー
  • 電源ランプ
  • 入力ソース切り替えボタン

電源について

使用自体は給電なしで可能。ただし、明るさを90前後(より大きい値)にすると接続が切れて再接続され、明るさを落とした状態になる(個体の問題かも)。KEIANモニター自体に電源を供給することで動作はかなり安定する。つまりモニターへの電源供給は必須。電源供給されたモニターをMacbook Proに接続すると、モニターからMacBook Proへ電源供給される。

モニターからの給電についていろいろ試してみた。

12Wがディスプレイに持って行かれるっぽい?

KEIANのモニターに付属していたUSB Type-C用ACアダプター

充電用のUSB Type-Cケーブル

KEIANモニター

通信兼用のUSB Type-Cケーブル

MacBook Pro 18W

HYPER JUICEの最大100WのACアダプタ

充電用のUSB Type-Cケーブル

KEIANモニター

通信兼用のUSB Type-Cケーブル

MacBook Pro 48W

HYPER JUICEの最大100WのACアダプタ

16インチMacbook Pro純正のUSB Type-C電源ケーブル

KEIANのモニター

通信兼用のUSB Type-Cケーブル

MacBook Pro 88W

音声について

モニター自体に片側1Wのステレオスピーカーが付属。YouTube等で音声に問題があるようなレビューがあるが、今のところ問題なし。音質が良いとは言い難いが、かなり悪いというわけでもない(Switchのゲームなどであれば十分だと思う)。イヤホンを接続したときに音量調整がうまくいかない?音量0とそれ以外で調節がほとんどできず。

その他

Free SyncとG-syncに対応に対応していたり機能的な面でははかなりいい印象。

地味に反射光が気になる。Macbook Proのディスプレイと比べると、自分の顔がはっきり写りがち。自然光が入るような明るい場所ではほとんど見えない。

画面の接着に少し遊びがあるので、作りがしっかりしているとは言えない模様。

以上!