ANAカードからANAスーパーフライヤーズカードの切り替え申し込みの時に審査があるかどうか、難しいかを考察しました。当然と言えば当然のことを書いているような気もします。ほとんどが想像の範囲ですので参考程度にしてください。


ANAスーパーフライヤーズカードとは

ANAスーパーフライヤーズカードとは、ANAカードに、ANAを含む航空会社の連携団体であるスターアライアンスの上級会員の資格を付与したカードです。

スーパーフライヤーズカード | プレミアムメンバーサービス | ANAマイレージクラブ

ANAではプラチナ会員になるとANAスーパーフライヤーズカードへの入会資格が得られます。

ANAスーパーフライヤーズカードへの入会は、すでに保持しているANAカードからの切り替えが一般的です。

もちろん、ANAカードを持っていなくても入会申し込みは可能です。

切り替え審査の噂の定説

SFC修行僧の方々のブログでは、大抵の場合以下のような審査基準があると書かれています。(SFCとSFCゴールドに限りました)

一般カード → スーパーフライヤーズカード
審査あり

一般カード → スーパーフライヤーズゴールドカード
審査あり

ワイドカード → スーパーフライヤーズカード
審査なし

ワイドカード → スーパーフライヤーズゴールドカード
審査あり

ワイドゴールドカード → スーパーフライヤーズゴールドカード
審査なし

このため、SFC修行を決行する人は、まずワイドカードかワイドゴールドカードを取得することから始まるということになります。

ANAカードからの切り替え申し込み

ANAカードを所持している人のANAスーパーフライヤーズカードへの切り替え申し込みは、2つのパターンに分けられ、申請も異なる用紙が送られてきます。

パターン1(カードのランクが変わらない場合、VISAの例) 一般カード・ワイドカード → スーパーフライヤーズカード
ワイドゴールドカード → スーパーフライヤーズゴールドカード
ANA VISAプラチナプレミアムカード → ANA VISAプラチナスーパーフライヤーズプレミアムカード

パターン2(カードのランクが変わる場合、VISAの例) 一般カード・ワイドカード・ANA VISAプラチナプレミアムカード → スーパーフライヤーズゴールドカード
ワイドゴールドカード・ANA VISAプラチナプレミアムカード → スーパーフライヤーズカード

申し込みの形式とカードの付帯内容から類推する

切り替え申し込みの書類は、カードのランクが変わるか変わらないかで分けられています。

さらに、ANAカードとANAスーパーフライヤーズカードの各グレードの付帯保証内容を見比べてみるとほとんど相違がありません。

唯一あるとすれば、ANA一般カードとANAスーパーフライヤーズカードの差くらいです。

つまり、パターン1の切り替えでは、スーパーフライヤーズの資格を付与するだけということになります。

パターン2の場合は、カードのグレード自体が変わるので通常の審査が入るのでしょう。

以下の2パターンについて審査が入るということには納得できます。

  • 一般カード → スーパーフライヤーズゴールドカード
  • ワイドカード → スーパーフライヤーズゴールドカード

ここでパターン1の切り替えに審査が入るかどうかを考えます。

パターン1には付帯保証に違いがある”一般カード → スーパーフライヤーズカード”の切り替えが含まれています。

この切り替えに審査がないとは到底言い切れません。

そしてこの”一般カード → スーパーフライヤーズカード”の切り替えと同じ申請書のパターンに、グレードが変わらない切り替えが含まれているので、以下の二つのパターンについても審査がないとは言い切れないように思います。

  • ワイドカード → スーパーフライヤーズカード
  • ワイドゴールドカード → スーパーフライヤーズゴールドカード

ですが、付帯内容が変わらないので、年収等が大きく変わっていなければ問題なく通るということでしょう。

審査自体はあるので信用情報に傷があれば否決されてもおかしくないということです。

一般カードからスーパーフライヤーズカードへの切り替えの審査は厳しいか

”一般カード → スーパーフライヤーズカード”の切り替えには審査がありそうですが、実際にはグレードの変更を伴わないパターン1に含められて、一般カードとワイドカードのグレードは同じであると予想できます。

ANAカードの中で一般カードとワイドカードの違いは付帯保証ですが、その分年会費も高くなります。

ワイドカードと一般カードの審査基準は同じで、これらのカードからANAスーパーフライヤーズカードへの切り替えの審査も同じなのではないかということができます。

結論として、一般カードからスーパーフライヤーズカードへの切り替えでは、審査はあるがワイドカードと同じ難易度である(ほぼないに等しい)と思われます。

一般カード・ワイドカードからスーパーフライヤーズゴールドカードへの切り替えは難しいか

では一般カード・ワイドカード → スーパーフライヤーズゴールドカードの切り替えの審査は難しいでしょうか。

以下の記事でも触れましたが、スーパーフライヤーズゴールドカードへの切り替えの審査は、ANAワイドゴールドカードの入会審査よりも簡単であると予想されます。

学生でスーパーフライヤーズゴールドカードを取得することができました【ANA SFC】 | IWANA NOTEBOOK

理由は、

ANA上級会員であるということは、年間50万円以上は航空券に費やせるだけの余裕があるか、勤務先で経費として支出することができるということが保証されているので、それだけでもカード会社にとっては安定した決済の見込みがあり、カードを発行するメリットがあると考えることができると思います。
ということです。

審査の難易度

スーパーフライヤーズカードへの切り替え審査の難易度は以下のようになると予想しました。

一般カード → スーパーフライヤーズカード
簡単

一般カード → スーパーフライヤーズゴールドカード
ゴールドカード独自の審査基準・比較的易しい

ワイドカード → スーパーフライヤーズカード
簡単

ワイドカード → スーパーフライヤーズゴールドカード
ゴールドカード独自の審査基準・比較的易しい

ワイドゴールドカード → スーパーフライヤーズゴールドカード
審査