Adobe Creative Cloud 12ヶ月版メンバーシップ 学生・教職員個人版のソフトウェアダウンロードカードを購入し、コードを有効化しようとしたができなかったが解決できた。Adobeのサポートへの連絡方法も含めてメモ。


Adobe Creative Cloud

Adobe Creative Cloudとは、有償メンバーシップのもとでAdobeが提供する全てのアプリケーションとCloudストレージを利用できるサービスです。

Adobe Creative Cloud 公式

私はAdobe Creative Cloud 12ヶ月版メンバーシップ 学生・教職員個人版を大学生協にて購入しました。
通常の個人利用で65,760円/年かかるところを、学生・教職員個人では、1年目は23,760円、2年目以降は35,760円で利用できます。

Adobeアカウントの状況

12月の初めまで前年度に大学生協にて購入した12ヶ月版を利用していました。
有効期限が切れたあと、大学生協で新たな12ヶ月版を購入しました。

有効化できない現象

有効化できない現象1:数字の0(ゼロ)と英字のO(大文字のオー)を間違える

12ヶ月版のソフトウェアカードを買ってまず試みたのは、アドビアカウントのプランのところから「プランを管理」を選択し、「お支払い情報」の中にある「新しいコードを引き換える」からシリアルコードを入力することです。
前年度更新したときにはここからの入力で問題なく更新できたように思います。

アドビアカウントのプランのページ

しかしここでエラーメッセージが出ました。
このコードは使えないとのことです。
何度もコードのアルファベットと数字を確認しましたが、間違いなく入力していてコードには何も問題ないように見えました。

ここで私は、購入したソフトウェアダウンロードカードのパッケージに「ご購入後、30日以内に有効化してください」という文言を見つけました。 確かカードを購入したのは12月始めで購入から30日をすぎていました。
購入から有効化まで30日過ぎたことが原因だと決めつけAdobeのチャットサポートに連絡をすることにしました。

後からわかるのですが、ここでのエラーの原因は 数字の0(ゼロ)と英字のO(大文字のオー)を間違えていた ことでした。

有効化できない現象2:認証されるもプランの期限が延長されず

チャットサポートに連絡すると、購入からを30日過ぎたシリアルコードでも有効化は可能とのことでした。
また、学生・教職員の有効化ページは別にあることを教えてくれました。

学生・教職員用Creative Cloudメンバーシップのコード引き換え

ここに飛び、必要情報を入力するも認証されません。
この時はまだ数字の0(ゼロ)と英字のO(大文字のオー)を間違えていました。 2度目の入力で、物は試しと思い、数字の0(ゼロ)と入力していた部分を英字のO(大文字のオー)で入力すると何事もなかったかのように認証されました。

これでやっと利用できると思い、アドビアカウントのプランのページを確認すると、有効期限が前のまま更新されません。
何かの間違いであろうとログアウトして再ログインしてみるも変わらず、全てのデバイスからログアウトするも変わらずで現在に至ります。

原因として思い当たる点は、

有効化できました。原因の考察

有効化できないメモを書いているうちに、有効化ができました。

直接的な原因は分かりませんが、他に試したことは以下の通りです。

  • 手動で別のデバイスからログアウトしていましたが、アドビアカウト→プロフィール→ログイン中のデバイスのページで全てのデバイスから一括でログアウトしました。直後に再ログインした時は有効化されておらず、あまり関連はないと思われます。
  • アドビアカウント→プロフィールのページから「教育機関への在籍情報」を編集し、日本語で書いていた大学名を 英語の大学名 に変更しました。すると、在籍証明を求めるページに遷移し、 学生証の提示を求められました。ここで、認証には長くて72時間ほどかかる旨が書かれていました。元々の大学名が英語だったような記憶があったので大学名を変えてみました。

有効化できた要因の候補

有効化に至った要因を考察します。

まず考えられるのは 時間が解決した ということですが、前回メンバーシップを再開したときには、コードを入力した直後に再開できたので、直接の原因とは考えにくいです。

次に考えられるのは 学生・教職員用Creative Cloudメンバーシップのコード引き換えのページでコードを入力した ために、「教育機関への在籍情報」を以前と異なるものにしてしまったことです。
本来はアドビアカウントのプランのページから「新しいコードを引き換え」すべきところを、異なる大学で新たにプランを始めた人として認識され、身分の確認などの認証がうまくいかなかったのではないかと考えられます。
この状態で、プロフィールのページの「教育機関への在籍情報」を変更したことで、学生証の提示を求められ、アカウントが学生であることが認証されたのではないかと思います。

追記 2020年1月8日
メンバーシップの再開後1時間ほど経過したときに、「在籍情報の確認が完了しました」とのメールがAdobeから届きました。
メンバーシップの認証に関係なかったかも知れません。
在籍情報の確認にはSheerIDのサービスが利用されています。
SheerIDからのメールも同時に届いていました。


アドビチャットサポートへの辿り着きかた

Adobeは基本的にチャットでのサポートを行っています。
電話でのサポートは有償メンバーシップがないと使えません。

有効期限が切れた状態では、有償メンバーシップがないので基本的にチャットでのサポートとなります。
このチャットサポートを探すのが少し面倒だったので、辿り着く方法を書いておきます。

アドビアカウントにログインしている状態でのアドビチャットサポートへの辿り着きかた

アドビアカウントのページでヘルプを押すと、右からメニューが出てきます。
これの下の方に「ヘルプとサポート」があり、その中に「アドビに問い合わせ」という項目があります。
これを押すと右下にチャットの枠がポップアップで表示されます。

アドビアカウントにログインしていない状態でのアドビチャットサポートへの辿り着きかた

アドビのトップページサポートの中のヘルプのページを開きます。
すると、右下にチャットのボタンが表示されるので、そのボタンを押してチャットが開始できます。
アドビアカウントにログインしている状態でもこの方法は使えると思います。

要点とまとめ

今回の教訓は「シリアルコードには数字の0(ゼロ)と英字のO(大文字のオー)があるよ」ということです。
サポートに問い合わせる前にこの点を確認することは大切です。

メンバーシップの有効期限内であれば、新しいコードの引き換えでメンバーシップの期限を追加できます。
今回のように期限が切れた状態でも、アドビアカウントのプランのページから「新しいコードを引き換える」で何の問題もなく再開可能だと思いますが、正しい方法はどこを探してもありませんでした。
有効期限後から再開まで使わないからと言って、ケチるよりも、期限内に新しいコードを追加しておくのが得策だと思います。